ちょっとお勉強 腸重責


アキラが1歳になったばっかりのころ。
腸重責という病気になりました。


夜いつものように眠りにつきました。
が、すぐに起き、グズグズ・・・。


そんな感じが、2~3時間続いたかな?
眠れない私もイライラがピーク。
「もう!泣かないでよ~」と怒ったことを今でも後悔します。


午前零時ぐらいから嘔吐し始めました。


吐いては眠り・・・ の繰り返し。


今の私なら、すぐに救急の病院へ行こうと思うのですが
当時の私はまったくの無知。
朝になるまで、耐えなければ・・・と思ってしまったのです。
(今思うと、本当に怖い行為ですね。脱水症状起こしてもおかしくなかったはず・・・)


朝になり、すぐにかかりつけの小児科へ・・・。
でも、ヤブ医者!


ぐったりしている子供に点滴をするけれど、
泣かれて針が入らない。
それを何度となく繰りかえされ、
1時間以上たってから、一言。
「これくらいの小さい子は動いて針が取れてしまって
点滴できないから総合病院へ行きなさい。」
と。


なぜ、最初からそういって紹介状を書いてくれないの???
不信感を募らせながら、次の病院へ。


アキラは吐き続け、ぐったり。
本当に本当に今考えると怖いです。


やっと診察の時間。
アキラは点滴を打つため固定され、泣きじゃくりました。


それから、処置室で様子を見ていたのですが
あいかわらず吐いてばっかりです。


そんな時、ウンチをしました。
いつものよりちょっと赤みがかったような???感じでした。


わたしは、育児書で「腸重責」の事を知ってました。
赤いウンチをすることも・・・。


だから、すぐに先生に見せてみました。
でも、結果はこのウンチの色は赤いとはいえない・・・。
でした。


何も改善策がないまま、夕方になりました。


アキラは機能の夜中から吐き通しでもう何も吐くものはありません。
点滴をしているので、脱水症状を起こすことはないだろう・・・
それだけが救いでした。


一日点滴をしても、一向によくならないアキラを見て
やっと、先生が次の行動をとってくれました。
(遅すぎだよ・・・先生・・・)


レントゲン撮影をして、様子を見るそうです。


しばらくしてレントゲン室から出てきたアキラは
赤みが増し、元気な姿に戻ってました。


いったい何が起こったの?


レントゲン撮影をすると、腸が入り込み、食べたものが流れなくなってました。
そうです!まさに、「腸重責」だったのです。


お昼にあれだけ先生にいったのに聞いてくれなかった。
もし私の言った言葉に耳を傾けてくれさえしてくれれば、
お昼過ぎには元気に家に帰れてたのに・・・。
そう思うと悔しくて悔しくてたまりませんでした。


腸重責を治すには肛門から息を吹きかけるといいそうです。
(もちろん先生の処置の元ですよ)


もし、腸重責の症状を24時間以内に見つけることができなかったらどうなると思います?


おなかを切って手術になるそうですよ。


腸に入り込んだ腸が、死んでしまうそうです。
だからその部分を取り除かなくてはいけないそう。


そうならずに本当によかった。
タイムリミットがカチカチと聞こえていたように思いました。


それにしても、2人の先生の対応には怒りを覚えました。
最初のヤブ医者先生のところに後日行ったのですが
「あの病気はよく見つけられないもんね~」と
まるで自分に非がないように言いました。
もちろん、その後、その病院へはいっていません。


腸重責。とにかく普通の症状ではないので
気づくとは思いますが、ちょっとでも知識があると対応の仕方も違うだろうなと思って、HP上に載せてみました。


ちなみに、アキラはこの一件があったせいで
大の注射嫌いになりました。
もう6歳だというのに、まだ続いています・・・。

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