瀬戸内寂聴さん大好きファンＳＨＯＰ

著者はどんな尼生活をしているか

この前に「見知らぬ人へ」を読んで、もっと著者について知りたくて読んだ。50歳代前半で尼になった著者。それまでの生活の清算であったのかもしれないし、すべての「私」を捨てようとしたのかもしれない。尼になってからも様々な活動の中で有名な女性だが、尼になって名を挙げようというような志ではとうてい尼はできないこと、すべてを捨てる決意なくしてできることではないことが実感できる。