寂聴 あおぞら説法―みちのく天台寺の日曜法話を完全収録 価格:¥ 1,000 納期:通常24時間以内に発送 人気ランキング : 79,373位 定価 : ¥ 1,000 販売元 : 光文社 発売日 : 1998-03
瀬戸内寂聴さんは、岩手県にある天台寺の住職である上に、小説などもたくさん書かれています。この本はその天台寺で毎月1回行われている、寂長さんの法話を集めた1冊です。表紙にもあるように、空の下での法話にも関わらずたくさんの人が訪れています。お寺=お正月におまいりする、ぐらいの認識しかない私でも、やっぱり困ったときに「神様、仏様」と祈ることがあります。この本の中で寂聴さんは、そういうことを分かりやすく話しているし、それは決して怪しい宗教じゃないことを教えてくれました。感謝する気持ち、素直に謝る気持ち、そういう気持ちを全部仏様や観音様は聞いていてくれる。大仏様が大きくて穏やかな顔をしているのも、見ていると「ほっ」とするのはそいうことなだ、と思いました。私の住んでいるところから天台寺へはすぐに行ける距離じゃなくて残念ですが、一度は訪れてみたいと思いました。