寂聴 般若心経―生きるとは 価格:¥ 1,365 納期:通常24時間以内に発送 人気ランキング : 181,843位 定価 : ¥ 1,365 販売元 : 中央公論社 発売日 : 1988-10
写経の勉強のために本書を購入しました。親しみのある身近な事柄を例に挙げながら、平易な言葉で語られる内容はとても分かりやすく解釈されていますが、1度読んだだけでは、全てを理解することはできませんでした。分からないながらも随所に心に響くことばがあり、読後の充実感があります。
般若心経、仏教そして広く「心」について、何か「ヒント」をと思われている方、是非この本を読まれたら如何でしょうか。 ほんとにお勧め致します。 私は、貿易の仕事をする傍ら、ご縁あって、今仏教建築の仕事にも携わっておりますが、般若心経については何も知らず、ただ単に真言宗のお経とばかり解釈しておりました。 般若心経が仏教のエッセンスという解釈は、この本を読んでいてよく理解出来ますし、何をおいても著者の「般若心経」に対する分かり易い説明には、ついつい引き込まれてしまいます。 特に「心の持ち方、処し方」を求められている方には、大変参考になると思います。 身近にありながら、「お経」の意味をこれまで深く知ろうとしてこなかった私のような凡夫には、「微笑みながら学べる」仏教テキストのような本です。 この本に知り合えて感謝です。これも偏に「仏縁」でしょうか。
この本を読んで、仏教の心がわかりました。この本は、堅苦しい解説書や研究書ではなく、般若心経を題材にした「仏教の心」の入門書です。とはいえ、仏教の布教や勧誘などを意図した本でもありません。教義や戒律などの堅苦しいことは抜きにして、日本人のだれしもが持っている仏教的な心のありように、この本は、気づかせてくれます。般若心経がわかり→仏教がわかり→日本人がわかり→自分がわかる、といった感じの本です。読んだ後、もう少し仏教の心に近づきたくなって、この本の般若心経を暗記しました。いい本です。
お経って、お葬式の時あげるものって思ってました。おもいきり勘違いでした。生きるっていろいろ大変だったりするけど、どうしてかな?どうすればいいのかな?って悩んだ時の手引き書だったんですね〜。これを読んで苦しみとか執着心とかを消し去ることは出来ない凡人の私ですが、仏教というものにグイっと引き寄せられる思いでした。お釈迦様って実はものすごく人間臭いです。だからイイんです!