H15・9・20

第3子無痛分娩(和痛分娩)出産体験


★私の第3子出産予定日はH15・6・22   
★今回無痛分娩(和痛分娩)希望してます   
★産み分けで女の子にチャレンジしました

詳しくは3人目のマタニティーライフ
     私の産み分け報告をご覧ください。


アキラがだいぶん前から予言していたのが6月28日に女の子が生まれるということだった。

予定日の22日は何の兆候もなく過ぎました。
アキラもナオキも予定日過ぎて生まれてきたので今度もと思ってましたが・・・。
25日に茶色のおりものがありました。おしるしといえるのかしら?
26日、おりものもまったくなくなりました。が、夜、前駆陣痛なのかかなり痛みました。
とうとう・・・と期待してたけど寝てしばらくしたら痛みも消え、朝になりました。
27日、お昼これはおしるしだろうというくらいけっこう多めに血の混じったおりものが出ました。
でも陣痛も始まらず・・・やっぱりアキラの予言はウソだったな〜と思いながら眠りにつきました。

28日に日付が変わったとたん、陣痛が始まりました。
と言っても間隔も不規則だし、まだまだ眠れるくらいの余裕がある。
朝とりあえず、病院へ電話しておく。
「まだまだ状況からは生まれそうにないけど心配ならNST受けてみる?」と言われ11時ごろ病院へ行ってみる。
(私はアキラもナオキも管理入院で生まれたので今回初めて陣痛が来たの。家にいると不安で不安で・・・。)
NSTと内診の結果、陣痛はあるけどまだ強くなく、子宮口も硬くまだ2cm(今までと変わらず・・・)
「家に帰って様子見てたら??」と進められたけど、恐くなった私は「入院させてください!!」とお願いする。
とりあえずお昼ご飯を食べるために2時ごろに入院することにして、こうちゃんとお買い物・お昼ご飯に出かけた。
子供たちは家のばあちゃんに預けていたので2人っきり。
「懐かしいね〜〜!デートしてるみたいだね!」  うどんを食べながら、「おなかに赤ちゃんがいるとき食べる最後のうどんだぞ!!」
なんてこうちゃんにいわれながら・・・。とにかく楽しい時間を過ごしました。
そういえばうどん食べてる時、5分間隔でけっこう強い陣痛がきて痛かった。(その後引いたけど・・・)

2時、病院へ入院する。痛みもそんなにないし、こうちゃん何もすることないので家に帰る。
1人で不安だが、病院だから安心。病院内を散策する。

4時45分、私の主治医荒木先生の内診。
今日はラッキーなことに荒木先生は当直だったため朝までずっといてくださる。
とても心強い。なんとしてで朝までに産まねば・・・
内診結果、子宮口3〜4cmでだいぶんやわらかくなってる。
「強い陣痛が来ればお産になるかもね〜〜」とのこと。 まだまだ余裕・・・
無痛分娩を希望していたので「陣痛が強くなったり、間隔が短くなったら我慢しないで言ってね!」
と言われて恐いながらもリラックスできた。
病室に帰って寝ていると陣痛の感覚が遠のく。
これじゃダメだと思って病室内を立って足踏みを始める。

5時半、けっこういい感じ!だいぶん強いのがきはじめた。

6時
、痛い中でも楽しみにしていた夕食が私のだけ忘れられていた。ショック〜〜!!
待つこと30分、やっときた時には5分間隔でかなり辛くなってきた。
が、夕食は完食!!

7時、看護婦さんにだいぶ強く痛くなったことを伝え
内診してもらうと子宮口いい感じにやわらかくなってるので分娩室に行くことに。
ちょうどその時こうちゃん・ばあちゃん・アキラ・ナオキがやってきた。
分娩室でNSTの機械はめるから・・・とだけ伝え、さよならした。

8時、NSTをとっているため横になっていたら完全に陣痛が遠のいた。
間隔が8〜9分になってしまった。ただ痛みはかなり苦痛。
荒木先生に「麻酔まだですか〜〜??もうかなり痛いです〜」と言うと麻酔科の先生を呼んで下さった。

8時半、麻酔科の先生登場!優しい女の先生(初対面)
今回背中からの横隔膜麻酔の予定。背中に大きな針を刺させるのがとっても恐かった私に
優しい言葉で「大丈夫だからね〜痛くないからね〜恐がることないよ〜」
とずっと声をかけてくださって、陣痛の合間にあっという間に完了していた。
フシギなくらい痛くなかった。陣痛の痛みが強くて消されたんだろうね。
直後、陣痛!痛い・・・痛い。もう涙が出そうなくらいである。
陣痛の時間も長い。いつになったら麻酔が効くのだろうか??
次の陣痛・・・痛い!!やっぱり痛い!!まだ効かないの??
苦痛な顔してたから看護婦さんが腰を押さえてくれたのだが???
「あれ!?もう陣痛終わりました!なんだか遠のきました!!」と私。
「それは遠のいたんじゃなく麻酔が効き始めたのよ〜」とニコニコ顔の麻酔科の先生。
ウッソ〜〜!マジ〜!!?
その次の陣痛からはおなかがはってくる感覚は分かるのだけれど
痛みは看護婦さんにおさえてもらうこともなく、軽く深呼吸するくらいでOK!
地獄から天国へ・・・まさにそういう感じでした。幸せ・・・。

9時、陣痛促進剤の量をふやしていきます。
あっという間に4分間隔。
長い陣痛の時はさすがにウッとくるけどまだまだ平気。汗ひとつかきません。
先生2人と看護婦さんと、どうでもいい話で盛り上がってます。
麻酔の効き目はすごいね〜。みんな感心してました。
(この病院ではほとんど無痛分娩おこなわれてません)
内診も痛くて痛くてたまらなかったのに平気。子宮口まだ5cmだけどとってもいい感じだそう。

9時半、さらに促進剤をふやす。
2分間隔の強い陣痛。本当なら助けて〜〜と泣いてるかもしれない。
麻酔は下のほうに流れるらしい。私は横向きになってたので左半身が良く効き
右半身は効きが悪いみたい。この頃は右のおなかだけははがれそうに痛かった。
さっきの内診から10分もたってないのになんだかお尻が変。(赤ちゃん出てくる感じ)
「もう、お尻が変なんですけど・・・」出血。
内診すると子宮口8cmでやわやわ。いよいよお産です!!

10時、お産の準備が整うがあまりのスピードと痛みのなさに
本当に赤ちゃん生まれるのかな?と不安に思う私。
アキラとナオキの時はお産の準備は慌てふためいて、痛さと戦って
酸素マスクをはめたのだけれど・・・。

10時10分、子宮口全開!「いきみたかったらいきんでいいよ!」と言われるが
痛みがあまりないから、いきみたくないし、いきめない。
「深呼吸だけでもぐんぐん下りてきてるから無理にいきまなくてもいいからね!」
と言われ、深呼吸・・・。
「もう出るからいきんでみようか!」といきむこと2回。
今回なるべく会陰切開しないでくださいと頼んでたので
助産婦さんがゆっくり少しずつ出してくれる。
本当は助けて状態なんだろうけど、とっても冷静。
さらにもう一回いきんで、赤ちゃんが生まれてきました。

10時18分、「生まれましたよ〜〜!あらっ!女の子よ〜」「Wおめでたね!良かったね〜」
周りから言われるが、私はそれどころではない。
血の通ってない真っ黒な赤ちゃん。
首にはへその緒巻いててまだ泣いてないよ〜。
ほんの少しの時間なんだろうけど、生きた心地がしなかった時間。
先生と助産婦さんが特に慌てた様子もなく、処置をされてやっと
「オギャ〜〜オギャ〜〜」と泣き出した。よかった〜
おなかに赤ちゃんをのせられ、女の子のおちんちんを初めてみて感激。
本当に女の子を産んだんだ〜!
3614gの小さな!?(お兄ちゃんたちに比べたらね!)お姫様でした。

その後、会陰が裂けてしまったため、結局縫うことに。後日の抜糸が強烈に痛かった。
朝・・・麻酔で麻痺していた足は元通りに。
左が効きすぎていた為、ちょっと残ってたかな?
無痛分娩のおかげで、体力も消費せず、筋肉痛にもならず、
次の日から元気に歩いていました。

予言者アキラの言った出産予定日、誰が当たると思っただろうか?
みんな、28日は間に合わないよねと思っていたらしく、
看護婦さんから「産まれました!!」の報告が言った時にはビックリしてました。
それにしてもアキラはすごかった。
小さい子供には何か不思議な力があるのかもしれない。


無痛分娩・・・全て痛みが取れるわけではない。
半分の痛みにおさえてあるため、おなかが張る間隔、赤ちゃんが産道を通る間隔は
ちゃんと理解できる。
産前、とてもリラックスでき、楽しくお産を迎えられる。
とても穏やかな、分娩室である。
産まれるまで笑顔でいられる。
産後の回復が早い。
私にとって今回の無痛分娩は最高のものでした。
かかった費用は・・・プラスの9千円くらい。(病院により大きな差があると思います)
日本ではおなかの痛みを知ってこそ我が子が可愛いと思う風習があります。
それは違うと思います。
たしかに痛みを知ると親への感謝の気持ちは強く感じます。
が、子供への愛情は上の子供たちとまったくかわりありません。
もっともっと多くの人に利用され、
楽しいお産が出来るといいな〜と思っています。

ちなみに私は無痛分娩で生まれてきた子供です。
といっても当時の母は私を産む時、丸一日5分おきに来る強い陣痛に耐え
でもあまりの体力消耗で先生から「無痛に切り替えようか?」といわれ
してもらったそうで、地獄から天国に変わる瞬間の幸せを
ずっと聞かされてきました。
一人目から「無痛にしなさい!!」と言われてたけど
私も日本人の血が騒いだのでしょう。
恐いけれど痛みを知りたい!
1人目2人目は自然分娩しました。
今回、母のように3人目で辛い思いはしたくないと思い
何事も経験・・・と、無痛分娩に踏み切りましたが、
母の言うことを聞いて一人目からしておけばよかった〜〜
なんて、思ったりもします。
でも、やっぱりお産の本当の痛みを知ってるから
この無痛分娩のすばらしさが分かるのかな〜?とも思いますけどね。

もし、私に4人目があるとするならば・・・また無痛分娩しか考えられません!!

注・無痛分娩は全ての人に向いているとは思いません。
注射が痛かった人もいれば、お産まで早過ぎて麻酔が間に合わなかった人もいるでしょう。
麻酔を使うことへの考えも賛否両論だと思ってます。
無痛分娩をされるされないは個人の判断でお願いします!



安産お守りお世話になりました!

可愛いお姫様・・・名前は「奈々」と名づけました!
由来は・・・音の響きからで特にありません。

はじめまして!生後2日目の奈々です。どうぞよろしくね!


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